プレミアリーグ(イングランド1部)アーセナル所属の日本代表DF冨安健洋は、今年3月に右ひざを手術。来季前半戦を棒に振る可能性が報じられているが、それでもミケル・アルテタ監督の構想に含まれているようだ。
冨安は今季序盤、DFキーラン・ティアニーから左サイドバックのレギュラーを奪うなど好調を維持。しかしFIFAワールドカップ・カタール大会(カタールW杯)後、右サイドバックの控えに降格すると、今年3月16日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)スポルティングCP戦で右ひざを負傷。手術により、一足早くシーズンを終えている。
また同選手の復帰時期については、英紙『テレグラフ』が「彼は手術を受けた後、クリスマス時期まで戦列を離れる可能性がある。そのため、ミケル・アルテタ監督は今年夏の移籍市場で冨安の不在をカバーする選手を探さなければならない」と報じていた。
そんな中、英紙『ミラー』は「来季大役を担う可能性のあるアーセナルの6選手」と見出しをうち、「来シーズンUEFAチャンピオンズリーグを戦う中で、アルテタ監督は冨安やエミール・スミス=ロウなどにもっと多くのことを要求することが可能だ」と主張。
冨安について「彼は2年前にボローニャから移籍して以来、アーセナルで輝かしいパフォーマンスを見せてきたが、相次ぐ負傷離脱によりプレミアリーグでの出場はわずか42試合だ。3月に負った膝の負傷は、アーセナルのプレミアリーグ優勝争いに大きな打撃を与えた」
「冨安とウィリアン・サリバを欠いたアルテタ監督は、ロブ・ホールディングとヤクブ・キヴィオルを起用せざるを得なかった。彼の負傷を責めることはできないが、アーセナルにとって彼の欠場は痛手だ。アルテタ監督は彼が来シーズンの全てではないにしても、ほとんどの期間で良い状態を維持することを望んでいる」と綴っている。
アーセナルはプレミアリーグのタイトルをマンチェスター・シティに譲ったものの、最終戦のみを残す中、リーグ2位で終えることが確定。来季CLグループステージ出場権を手に入れている。
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