MFロドリゴ・エルナンデス:支配率高に貢献
まずは中盤でボール保持に大きく貢献したシティのスペイン代表MFロドリゴ・エルナンデスのスタッツ。ポゼッション獲得数は同試合最多回数の11、タッチ数(124)とパス数(113)も試合最多で、さらにドリブル成功率が100%と驚異のスタッツを叩きだしている。支配率を高めることに大きく貢献したことがわかる。またそれに加えタックル成功率も100%と、守備でも重要な役割を果たした。
- タックル成功率100%(3/3)
- ドリブル成功率100%(2/2)
- ポゼッション獲得数 :11(最多)
- タッチ数: 124(最多)
- パス数 :113(最多)
- デュエル勝利数:7回
- 空中戦勝利数:2回
- チャンスを創出数:2回
- ドリブルで抜かれた数:0回
MFジャック・グリーリッシュ:チャンスメイク最多
次にドリブルを用いてシティのチャンスを多く作り出したイングランド代表MFジャック・グリーリッシュ。アタッキングサードで多くの仕事をした。ドリブル突破、ファウル獲得数、チャンス創出数が同試合最多であることから、ボールを持ちながら相手に驚異を与えていたことがわかる。
- デュエル勝利数 :11回(最多)
- ドリブル成功数:5回(最多)
- チャンス創出数 :3回(最多)
- ファウル獲得 :4回(最多)
ちなみにグリーリッシュは同試合以外でも多くのチャンスを作り、CLを通じては35回のチャンスメイクに成功。これはイングランド選手による1シーズンのチャンスメイク数最多記録となっている。
DFカイル・ウォーカー:完封
最後にマドリードの攻撃を牽引するFWヴィニシウス・ジュニオールと対峙した、シティのDFカイル・ウォーカーを紹介しよう。
「現世界No.1ドリブラー」と称されるヴィニシウスは、圧倒的なスピードを活かしたドリブルを武器に、2022/23シーズンのラ・リーガで10ゴール9アシストという記録を残している。9アシストはラ・リーガのアシストランク2位の数字だ。
そんなヴィニシウスと対峙したウォーカーだったが、CL準決勝第2戦見事な完封を果たしている。同試合ヴィニシウスが創出したチャンス数はゼロ。さらにイギリスメディア『Squawka』によると、ヴィニシウスがドリブル突破した数もゼロ。文字通りウォーカーが「完封」したことが数字でも明らかとなった。
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