Jリーグ 川崎フロンターレ

川崎ダミアンが今夏古巣復帰へ交渉。ブラジルメディア「減俸必至だが…」

レアンドロ・ダミアン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの川崎フロンターレ所属FWレアンドロ・ダミアンは、今年7月のブラジル1部SCインテルナシオナル復帰にむけて動いているようだ。

 同選手は2021シーズンまで絶対的ストライカーとして活躍していたが、昨季はリーグ戦でわずか5ゴール。昨年8月に右足関節の負傷により一時帰国すると、今季も開幕から出遅れ。4月1日のJ1リーグ第6節北海道コンサドーレ札幌戦で復帰し3試合つづけてプレーしたものの、4月15日の第8節名古屋グランパス戦以降は公式戦での出場機会がない状況だ。

 ダミアン本人は先月、ブラジルのラジオ局『バンデランテス』の番組出演時に「今の段階では、川崎との契約は今年末までだ。最初は川崎に残ろうと思っていたんだけど、ブラジルに戻ってプロキャリアを終えたいと考えているんだ」とコメント。

 同選手の代理人は今月はじめ、インテルナシオナルの専門誌『Revista Colorada』のインタビューで「ダミアンは今季終了後に川崎を退団することになるが、もし何かオファーが届けば、(退団時期が)少し早くなるかもしれない」と語っていた。

 するとブラジルメディア『Fanaticos』は今月17日に「インテルナシオナルがダミアンと契約間近」と見出しをうち、ダミアンの去就を特集。「インテルナシオナルは今年7月にダミアンの復帰を実現させるために交渉を行っている。選手本人も復帰を望んでいるため、実現の可能性は高い」と伝えている。

 また同メディアは「川崎での年俸額は、インテルナシオナルが支払える金額の上限を超えているとみられる。両者は現在給与について話し合っている。合意に達すれば、ダミアンは来月からインテルナシオナルに復帰することになる」とリポート。

 川崎での年俸については、『Revista Colorada』が昨年12月に「川崎との契約では、パフォーマンス次第で月給が最大200万レアル(約5000万円)に及ぶ」と報じている。