「古巣とも平常心でやりたい」MF田中達也
第13節鳥栖戦では2023シーズン初先発となり、左ウイングバックと左サイドバックで90分にわたってプレーした田中。次節は古巣である浦和レッズ(2021所属)との試合を迎える。浦和戦で田中の出場機会はあるのか。また、持ち味の縦への突破でチャンスを生み出せるのか注目したい。
ー鳥栖戦は最後の精度を欠き、得点が奪えませんでした。改善するためにアイデアは生まれていますか?
田中:僕に関しては突破してチャンスを作るというところが仕事だと思うので、そこにもっとこだわって頑張りたいですね。
ー次戦は古巣の浦和レッズ戦です。意識はしますか?
田中:そうですね、やっぱり知っている選手もたくさんいますし、負けないようにしたいです。順位も勝ち点もそんなに離れてないんで(浦和は勝ち点20の6位、福岡は勝ち点19の9位)、しっかり上に行くには大事な一戦だと思います。もちろん古巣というのもありますけど、いつも通りしっかりと準備して、出番が来たら良いプレーできるように頑張りたいです。
ー浦和レッズ戦は、浦和のサポーターからも多くの声が届くと思います。
田中:僕は基本的に、良い声も、もしブーイングとかそういう悪い声があってもそんなに気にしすぎないというか。所属したチームだと、良く思う人もいればブーイングだとかもあると思うんで。僕は所属したチーム全部に恩を感じていて、そういうところ(恩)を持っていたいと思っているので、古巣に対してのゴールとかアシストが恩返し弾になるとはあんまり思っていません。僕は古巣相手に得点とかアシストとかすることが多かったんですけど、なんかそういうの(恩返し弾という表現は)あんまり好きじゃない。恩を仇で返しているぐらいの感じになると思うので、平常心でやれたらと思います。
ー今のポジションでは守備も意識しないといけません。攻守のバランスはどのように考えていますか?
田中:アビスパではまずはしっかり守備をして、(失点)ゼロでというところが一番求められます。出場の機会があったら、まずはしっかりそこを意識しながらやっていきたいなと思います。
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