Jリーグ 浦和レッズ

浦和、ムアントン所属3選手の練習参加決定!鹿島移籍報道のタイ代表MFも

ウィーラテップ・ポンパーン 写真:Getty Images

 タイ1部ムアントン・ユナイテッドは今月11日、パートナーシップ提携先である明治安田生命J1リーグ浦和レッズの練習にタイ代表MFウィーラテップ・ポンパーンら3選手が参加すると公式発表した。

 浦和は2021年9月にムアントンとパートナーシップに関する覚書を締結。タイ人選手獲得の可能性が報じられる中、西野努TD(テクニカルダイレクター)は昨年10月にムアントンの公式戦を現地視察していた。またタイメディア『SMMスポーツ』は同SDがウィーラテップらムアントン所属3選手の動向を注視していると伝えていた。

 ムアントンは、タイ1部リーグ2022/23シーズン終了後にウィーラテップ、MFエカニット・パンヤ、MFジャルンサック・ウォンコーンの3選手が2週間にわたり浦和のトレーニングに参加すると発表している。

 身長182cmで左利きのウィーラテップは、2018年12月にムアントンへ加入。2021年からボランチでレギュラーに定着。今季はリーグ戦28試合の出場で1ゴール6アシストをマーク。2021年12月の東南アジアサッカー選手権でタイ代表に初めて招集されると、昨年12月から今年1月にかけて行われた東南アジアサッカー選手権では決勝ベトナム戦2試合で先発出場するなど、タイ代表の優勝に貢献している。

 身長169cmのエカニットは2022/23シーズンからムアントンでプレー。左ウイングやインサイドハーフなど複数ポジションを任せられる中、今季は27試合の出場で3ゴール3アシストをマーク。東南アジアサッカー選手で全試合出場と、タイ代表戦でも実績を積み重ねている。

 そしてウォンコーンは、タイ1部サムットプラーカーン・シティ在籍時に元鹿島アントラーズ指揮官の石井正忠氏から指導を受け、瞬く間に成長。鹿島やV・ファーレン長崎などJリーグ複数クラブからの関心が報じられる中、昨年7月にBGパトゥム・ユナイテッドへ完全移籍。わずか半年でムアントンへ加入すると、ムアントンでもスーパーサブとしてリーグ戦ほぼ全試合に出場している。