浦和レッズ所属のデンマーク人DFアレクサンダー・ショルツが、日本とデンマークでの外国人選手に対する接し方の違いを説明。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝アル・ヒラル戦1stレグ前に行われた川崎フロンターレ戦における浦和サポーターの熱狂ぶりについても語っている。
ショルツは2021年5月、デンマーク1部FCミッティランから浦和へ完全移籍。Jリーグ屈指のセンターバックとして活躍すると、先日行われたACL決勝のアル・ヒラル戦2試合でも身体を張った守備を披露。浦和にタイトルをもたらしている。
そんなショルツはデンマーク紙『tipsbladet』のインタビューで、先月23日に行われた明治安田生命J1リーグ第9節川崎戦の試合後を振り返っているが、浦和サポーターの熱量を「クレイジーだ」と絶賛。
「サウジアラビアへ行く前の川崎戦では、サポーターの応援がすごかった。みんながACL優勝を祈ってくれたし、川崎戦後、空港に直行する僕たちに手を振って別れを惜しんでくれるサポーターが何千人もいたんだ。外国人よりも日本人選手にプレッシャーがかかっていたかもしれないね」とコメントを残している。
また日本にやって来てから2年を迎える中、ショルツは外国人選手への待遇にも言及。「(日本への挑戦について)ピッチ外でもっと大きなチャレンジをしたかったから、もう少し難しいことを望んでいたよ。浦和では僕たちを助けるために通訳が雇われているし、外国人選手がチームにいるという状況に慣れているんだ」
「デンマークでは外国人であっても英語くらいは話せると思われているから、日本と比べてそこまで助けてもらえないね。日本の人々は礼儀正しいし、困ったら助けてくれる。だから日本でトラブルに巻き込まれることがないのさ」と語るなど、日本やJリーグクラブの環境が恵まれていると主張した。
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