ヴィッセル神戸所属MFアンドレス・イニエスタは、今季途中での退団が確実とみられている。6月6日のバルセロナ戦がラストマッチと伝えられる中、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で浦和レッズに敗れたアル・ヒラルにFWリオネル・メッシやMFセルヒオ・ブスケツの獲得、元バルセロナ監督であるルイス・エンリケ氏招へいの可能性が報じられている。
サウジアラビア1部のアル・ヒラルは、直近4シーズンで2度のACL優勝を誇る強豪。今年2月開催のFIFAクラブワールドカップでは、決勝戦でレアル・マドリードに敗れたものの準優勝と好成績を残していた。また2022/23シーズンのACLでは決勝で浦和と対戦。ホーム開催の1stレグで1-1と引き分けたが、埼玉スタジアムで行われた2ndレグでは0-1と敗北。国内リーグ優勝の可能性も低いことから、ラモン・ディアス監督が2022/23シーズン限りで退任すると伝えられている。
するとサウジアラビア紙『アル・リヤド』は8日、スペインメディアの報道をもとに「メッシとブスケツがアル・ヒラルからのオファーを受け入れた」とリポート。くわえてサウジアラビア紙『オカーズ』は「ラモン・ディアスとアル・ヒラルの契約は延長されず、今季終了後に満了となる。バルセロナ元監督であるエンリケと契約間近だ」と伝えている。
イニエスタの去就については、複数の海外メディアが「中東やMLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)が移籍先候補に挙がっている」と報じている。アル・ヒラルの“バルサ化”が濃厚とみられるだけに、イニエスタのもとにもアル・ヒラルからオファーが届くか注目が集まる。
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