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横浜FM・川崎・甲府とACLで対戦?コロンビア代表ファルカオがアジア移籍へ

ラダメル・ファルカオ(写真左) 写真:Getty Images

 FIFAワールドカップで日本代表と対戦経験のあるコロンビア代表FWラダメル・ファルカオが、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の舞台で横浜F・マリノスをはじめJリーグクラブと対戦するかもしれない。同選手は今年6月をもってラ・リーガ(スペイン1部)ラージョ・バジェカーノを退団し、東南アジアの強豪クラブへ加入することが確実であるようだ。

 コロンビアメディア『エル・デポルティーボ』の報道によると、マレーシア1部の強豪ジョホール・ダルル・タクジムFCの会長が今月下旬にファルカオの代理人と会談したとのこと。選手本人も「会うのが待ち遠しいね」とツイートしているほか、年俸100万ドル(約1億4000万円)の2年契約で合意に達したという。

 ファルカオはアトレティコ・マドリードやチェルシーなど欧州のビッグクラブを渡り歩き、2021年9月からラージョでプレー。2022/23シーズンはリーグ戦22試合の出場で2ゴールも、スタメン出場はわずか3試合。今月中旬以降は脚の負傷により3試合つづけてベンチ外となっている。

 また同選手は2007年2月以降、コロンビア代表戦100試合以上でプレー。2018年のロシアW杯では日本戦を含む全4試合で先発出場したほか、先月28日にヨドコウ桜スタジアムで行われたキリンチャレンジカップ2023の日本戦でも、後半途中からピッチに立っていた。

 一方、ファルカオの新天地と報じられているジョホールは、2014年から昨年にわたりマレーシア1部リーグ9連覇を果たした強豪。2022シーズンのACLグループステージ東地区では、川崎フロンターレや韓国1部の蔚山現代を抑えて首位通過を果たしていた。

 なお2023/24シーズンのACLグループステージには、日本から横浜FM、川崎、ヴァンフォーレ甲府の参戦が決まっている。Jリーグ勢とファルカオ擁するジョホールの対戦が実現するか注目が集まる。