Jリーグは今月25日、秋春制へのシーズン移行案を公表。最速で2026-27シーズンにも移行する可能性が想定される中、アルビレックス新潟所属DF堀米悠斗とMF高木善朗が秋春制移行に反対の姿勢を見せた。
堀米は26日夜にインスタライブを実施。高木をゲストとして迎え、Jリーグ秋春制移行に関する議論を展開している。その中で堀米は秋春制移行の動きに反対の意思を示すとともに、「(秋春制を推す人たちが)冬の聖籠(アルビレックス新潟のクラブ施設がある地域)に来て、俺達に説明してほしい。長靴を履いて、雪の中来てほしい」と懇願。高木も「選手に対する説明が十分に行われていない」と、秋春制移行案に対する感想を述べている。
秋春制移行の可能性については、豪雪地帯にホームスタジアムを構えるクラブが問題を抱え、公式戦開催可能期間の短縮につながるという点で反対する声が今も根強い。一方で、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)が2023/24シーズンから秋春制に移行。ベトナムメディア『VOV』は昨年6月に「アジアのリーグを同期させるため、アジアサッカー連盟(AFC)は1年でシーズンを編成している加盟国に対し、欧州のようなプレータイムに変更するよう呼びかけている」
「AFCからの情報によると、プレータイムの変更を行わない国は、来季のACL参加クラブのライセンス取得に不利になるようだ」と、AFCがJリーグ等に対して圧力をかけている可能性を伝えていた。
そして今月中旬には一部メディアが秋春制移行の可能性を報道。鹿島アントラーズの小泉文明代表取締役社長は自身のツイッターアカウントにて「過去から何度も議論してきて未だに何も決まっていない」と反応していたが、Jリーグは26日になって初めて秋春制移行の方針を示している。
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