清水エスパルスからストラスブールへ期限付き移籍中のU22日本代表FW鈴木唯人は、今月16日のリーグアン(フランス1部)アジャクシオ戦でデビューし、移籍後初ゴールをマーク。鮮烈なデビューにより現地での評価を高める中、セリエA(イタリア1部)移籍の可能性が報じられている。
鈴木は清水の主力選手として活躍すると、今年1月にストラスブールへ2022/23シーズン終了後までの期限付き移籍により加入。加入からしばらく公式戦での出番がなかったものの、アジャクシオ戦で後半30分から出場。44分にカウンター攻撃に参加。ドリブルで相手選手を交わして右サイドから中央へカットインすると、最後は左足を振りぬき豪快にゴールネットを揺らしている。
また同選手は年代別代表の公式戦でコンスタントにプレー。先月27日のベルギー戦で1ゴールをあげるなど、森保ジャパン入りへのアピールが続いている。
イタリアメディア『カルチョメルカート』の報道によると、ミランはベルギー戦にスカウト陣を派遣していたとのこと。鈴木や湘南ベルマーレ所属MF平岡大陽のパフォーマンスをチェックするなど、日本人選手に関心を寄せているという。
なおフランス紙『レキップ』は、鈴木に関するストラスブールと清水の取引内容に、40万ユーロ(約5600万円)の買い取りオプションが盛り込まれているとリポート。同選手の活躍次第では、ストラスブールが買い取りオプションを行使して、他クラブに高額売却する可能性も考えられる。
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