浦和レッズは5日、今月9日に豊田スタジアムで行われる明治安田生命J1リーグ第7節名古屋グランパス戦のアウェイ指定席に関する声明を発表。アウェイ指定席の運用変更による座席振替対応について、名古屋側と調整する方針を示した。
名古屋のホームゲームにおけるアウェイ席は昨季まで1階席に設けられていたが、今季から2階席へ変更。豊田スタジアムの2階席は傾斜が急であることから、飛び跳ねて応援する際に1階席やピッチレベルに転落する危険性があるという指摘が相次いでいた。
これを受けて名古屋は先月28日に「豊田スタジアムSスタンドの運用変更について」と題した声明を発表。今月5日に行われるYBCルヴァンカップ横浜FC戦より、2階に設置していたアウェイ指定席を1階に再度変更するほか、運用変更による座席振替対応も行うことになった。
しかし浦和戦の1階アウェイ指定席については、チケットぴあの「振替券WEB取得専用サイト」で「予定枚数終了」となっており、浦和サポーターから不満が沸き起こっている。
すると浦和は「4/9(日)名古屋戦『アウェイ指定席』のチケットを事前購入されたみなさまへ」と題した声明を発表。「浦和レッズでは、事前に2階アウェイ指定席チケットをご購入されたみなさまが、1階アウェイ指定席でご観戦いただけますよう、引き続き名古屋グランパス様と調整を行ってまいります」としている。
くわえて「本件のついてのお問い合わせは、浦和レッズではお答えできかねます」として、「グランパスチケットストア:052-308-8855(平日11:00~15:00)」と問い合わせ先もあわせて案内している。
この浦和の声明には、浦和サポーターから「ありがとう!」、「浦和のスタッフ素晴らしい!」、「名古屋との協議頑張ってほしい」と称賛の声が多数寄せられている。
一方で名古屋に対して「振替対応もまともにできないの…?」、「相手クラブにこんな対応させて恥ずかしくないのか」、「これ本来は名古屋が案内すべき情報なのでは?」と批判や疑問が殺到。「ACLサウジアラビア行くより名古屋のチケット確保する方が難しそう」、「浦和が名古屋の運営をジャックしている」という皮肉の声もある。
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