
明治安田生命J2リーグのモンテディオ山形は今月4日、成績不振によるピーター・クラモフスキー監督の解任を公式発表。アンジェ・ポステコグルー監督の“門下生”でもあるオーストラリア人指揮官が、母国メディアのインタビューで山形に対する思いを語っている。
クラモフスキーは2018年から2シーズンにわたり、横浜F・マリノスのヘッドコーチとしてポステコグルー監督に従事。清水エスパルス監督をへて、2021年4月末から山形を率いていた。
その山形は2021シーズンのJ2リーグを7位で終えると、昨季は最終節の徳島ヴォルティス戦で勝利し、逆転でJ1参入プレーオフに滑り込み。ただシーズン終了後に日本代表DF半田陸やMF山田康太ら主力選手が相次ぎ退団すると、今季J2開幕から連勝も、第3節のジュビロ磐田戦から5連敗。今月2日の水戸ホーリーホック戦で0-1と敗れたことにより、クラブ幹部は監督交代に踏み切っている。
シーズンなかばで山形を離れたクラモフスキーは、豪州メディア『キープアップ』の独占インタビューで以下のようなコメントを残している。
「残念ながら、山形での時間は終わってしまった。新しいチームを構築する時間を与えてくれたら、またもう一度何か特別なことができたと思うと残念だ」
「山形には永遠に残る思い出がある。その思い出はこのクラブではなかなか実現できないことだった。これまでずっと守備的な志向であったクラブのDNAを今のようなプレースタイルに変えたことは、私の誇りだ」
「私はクラブ史上初の外国人監督として、降格の危機から救うために山形にやって来た。私は過去2シーズンで築き上げたスタイルと結果に基づいて、山形のJ2優勝を期待するところまで、クラブを前進させた」
「2021年と2022年は今シーズン序盤と同じように、シーズン中に浮き沈みがあった。それでも自分たちのスタイルで成功を収めるために、パフォーマンスを向上させるプロセスを信じていた。決してぶれなかったんだ」
「昨シーズンの終盤、(逆転でのJ1参入プレーオフ出場を決めた時に)ピッチで歓喜の涙を流し、スタジアムで鳥肌が立った素晴らしいシーンは、私の心の中にずっと残るだろう」
「選手やスタッフに別れを告げたとき、自分がこのクラブにどのような影響を与えたか思い知らされた。山形に自分の足跡を残せたことを誇りに思う。次の行き先がどこであれ、また同じことをするつもりだ」
なお山形はクラモフスキー監督の後任として、渡邉晋コーチが指揮官に就任したこともあわせて発表している。
中村草太へのファウルでカードなし…広島vs横浜FCの清水勇人主審に降格処分論
文: Shota | 2025/3/2 | 33
後半荒れ気味のサガン鳥栖vs大宮アルディージャで…山下良美主審に批判相次ぐ
文: Shota | 2025/3/15 | 32
三笘薫のプレーに悪影響も!伊藤洋輝を日本代表OB批判「それさえしない」
文: Shota | 2025/3/22 | 29
広島スキッベ監督苦言・町田の黒田剛監督賛同のファウル判定基準変更に関する署名活動開始
文: Shota | 2025/3/3 | 29
浦和レッズvsファジアーノ岡山でハンド疑惑?VAR担当の荒木友輔氏に批判も
文: Shota | 2025/3/10 | 26