Jリーグ 鹿島アントラーズ

鹿島サポをフーリガン扱い!広島戦の愚行に外国人ファン嘲笑「クレイジー」

鹿島アントラーズのサポーター 写真:Getty Images

 鹿島アントラーズの一部サポーターは今月1日、県立カシマサッカースタジアムで行われた明治安田生命J1リーグ第6節サンフレッチェ広島戦の試合後、アウェイ席への乱入して広島サポーターを脅迫しようとしたことで批判を浴びている。そんな中、現地観戦していた外国人のサッカーファンから「フーリガン」扱いを受けている。

 この試合では鹿島が1-2と逆転負け。試合後に広島サポーターがアウェイ席で勝利の余韻に浸っていたところ、ひとりの鹿島サポーターが突撃。柵を乗り越えてアウェイ席への侵入を試みたものの警備員に制止されるシーンがツイッター上で拡散され、「スタジアム出禁で」、「恥ずかしい行為」といった批判が沸き起こっている。

 鹿島サポーターの過激ぶりが再び議論の対象となる中、外国人のJリーグ観戦に特化したYouTubeチャンネル「J.League Journeys」が今月3日、およそ80秒間による動画を公開。

 広島戦でアウェイ席にいた外国人ファンが、コンコースでアウェイ席を仕切るフェンスを蹴りながら広島サポーターに向かって大声で怒鳴りつける鹿島サポーターを捉えている。

 また外国人ファンはフェンスの向こう側にいる黒服集団を背に、笑みを浮かべながら「クレイジー」と感想を述べているほか、自身のツイッターアカウントでは「日本で初めてサッカーのフーリガンを見た!」と綴っている。

 鹿島は広島戦黒星により、早くも今季リーグ戦3敗目。試合後には一部サポーターがチームバスを取り囲んで抗議するなど、騒然とした雰囲気となっていた。