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FW鶴野怜樹:心配された負傷も問題なし
2023シーズンより福岡大学から加入したストライカーFW鶴野怜樹。第5節の湘南ベルマーレ戦(2-1)では途中出場から決勝点をアシスト。これで勢いに乗るかと思ったが、3月26日ルヴァン杯の柏レイソル戦(3-3)でGKと接触して途中交代。サポーターから、心配の声が相次いでいた。
「(柏戦の)事故現場を見た人は、これやばいだろうと思ったんじゃないかと思います。自分もちょっと落ち込んでいたんですけど、診察したら大きな問題はなくて、みんなから大げさだなと言われました。事故現場だったので、自分(の身体)が強かったと思います」
「(熊本県葦北郡津奈木町出身の初のJリーガー)小学校・中学校と津奈木町の学校に通ったんですけど、地区のマラソン大会とか駅伝大会とかあってそこで成績を残していたので、自分で言うのもなんですけれど、自分の地元は小さいので津奈木町では結構知られていて。それがJリーガーになったので、応援はしてくれていると思います。小さい時からずっと過ごして成長した場所で、帰省したらやっぱり一番落ち着く場所なので、その津奈木という名前を看板を背負って戦っていきます。人が少ないのでもっと知名度を上げて、温泉があるので温泉に来ていただければ嬉しいなと思っています」
「(今後の試合に向けて)前回の試合はああいう形(負傷)で交代になって、チームにも迷惑をかけたし期待してくれているサポーターを裏切ったような形になってしまいました。あれは絶対に自分で防げた事故だったので、そこはもうしっかり自分をもう1回見つめ直してやっていかないとなと思っています。期待されているのはみんなからも監督からも言われるんですけども、自分はチームが勝つことが1番嬉しいし、それしか考えていないので。それに向かって自分はFWなので点を取ってアシストしていきます」
「(突破力は)大学生で練習に来た時から一瞬のスピードは通用するなと感じていて、あとはそれをどれだけチームに浸透させて、みんなが分かってくれるかというのが肝になってくると思っていました。最近はみんなそれを理解してくれて、自分にパスを出してくれるのでありがたいです」
「(GK菅沼一晃、MF重見柾斗と福岡大学の後輩の加入が発表)スガ(菅沼一晃)も仲良かったんですけど、シゲ(重見)とは大学1年生のときからずっと凄く仲が良くて。ずっとご飯に行っていたし、(新型コロナウイルスで)練習が中断している時もシゲと公園に行って1対1だとかをずっとやっていました。ポジションは違うんですけどタイプは似ていると自分は思っていますし、(重見が)全日本(大学選抜)とかに入っていたし、刺激になっています。(重見が)1番自分のことを理解していると思うので、まだまだお互い未熟ですけど、シゲのパスから(点を)取ったり、俺のパスからシゲが取ったりもあるかもしれません」
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GK菅沼一晃:早期のデビューを目指す
福岡大学サッカー部の絶対的守護神で、2024シーズンからのアビスパ福岡加入内定が発表されると共に2023シーズンの特別指定選手になったGK菅沼一晃。練習に参加しながら、早期のデビューを目指すGKだ。
「(練習参加について)大学生のうちから練習参加させてもらって、早いうちからプロのボールを受ける環境でやれているので、成長していけるようにしていきたいです。1番自分がGKスキルの中で課題だなと思っているのはステップのところです。細かくステップして、そこでポジションの修正だったりシュートを受ける前の部分だったりで遅れないためにも、そのステップという部分は上げていかなきゃいけないなと思っています」
「(GK陣は和気あいあいとした雰囲気)そうですね、みんな優しく声かけてくれますし、永石さん(GK永石拓海)もいろいろなアドバイスをくれて、本当にやりやすい環境ですね。アビスパの選手自体が本当にみんな優しいんですけど、GKは特にそうですし、仲間意識が強いと感じました」
「(競争意識は)今年は大学生かもしれないですけど、来年になったら選手として生きていかないといけません。そこの(主力を争う)競争をしていかなきゃいけないので、そういう選手になっていかなきゃいけないと思っています」
「(この日練習していた左足のキックについて)まだ左は苦手というか、逆足で少し苦手意識がちょっとあるかなという部分です」
「(福岡大学サッカー部同期の重見柾斗について)ボールを収められるし、中盤・前線での起点にもなれて攻撃の部分でも守備でも走れる選手です。デンソー(第37回デンソーカップチャレンジサッカー)の大会でもゴールを決めて、今凄く勢いがある選手だなと思っています」
「(大学との両立は)もう授業がほとんどなくて、(福岡大学サッカー部とアビスパ福岡)両方でサッカー中心の生活になっていくというのは、自分にとって楽しいことだと感じています」
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