かつて浦和レッズやヴィッセル神戸でプレーしていた槙野智章氏が、DAZN制作の『Jリーグジャッジリプレイ』に出演。今月12日に行われた明治安田生命J1リーグ第4節・セレッソ大阪対サガン鳥栖での主審の判定に意見を述べたことで注目を集める中、一部メディアの報道内容に苦言を呈した。
この一戦では、鳥栖所属MF長沼洋一が89分にセレッソ大阪所属FWカピシャーバと自陣右サイドでマッチアップ。手を使ってカピシャーバのドリブル突破を阻止して相手を倒すと、反スポーツ的行為に当たるとして2枚目のイエローカードを貰い退場となった。
長沼に対するイエローカード提示の妥当性については『Jリーグジャッジリプレイ』でも議題に。サンフレッチェ広島OBの佐藤寿人氏はカード提示が妥当との意見を述べたのに対して、槙野氏はディフェンダーの立場からカード提示は厳しいと主張。家本政明氏が元審判員という立場のもと解説していた。
そんな槙野氏は今月21日配信の『Jリーグジャッジリプレイ』に出演した際、長沼へのイエローカード提示を巡る議論で自身の発言のみが報じられたことに言及。
「某ニュースで取り上げられた時に、切り抜き方に悪意があるんですよね。ちゃんと見た上で書いてくれればいいのに、僕が言った文言だけパンパンって」と、メディア報道への不快感をあらわにしている。
なおSNS上では長沼へのイエローカード提示について、ゴールとの距離が近くプレーの方向がゴールに向かっていること、くわえてボールのコントロールが可能であることから、SPA(Stopping a Promising Attack:大きなチャンスとなる攻撃の妨害)に当てはまるという声も上がっていた。
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