ヴィッセル神戸を昨季限りで退団したFWボージャン・クルキッチが現役引退。かつてMFアンドレス・イニエスタとともにバルセロナでプレーしていたジェラール・ピケ氏がフライング発表している。
ボージャンはバルセロナやローマ、ミランなど複数クラブをへて、2021年8月に神戸へ加入。ただ神戸在籍時もコンディション不良により度々欠場。2022シーズンにJ1リーグで14試合の出場にとどまると、シーズン終了後に契約満了で神戸を退団していた。
そんなボージャンの去就について、元バルセロナ所属選手のピケ氏が言及。スペインのYouTube番組『アフター・キングス・リーグ』に出演した際に、「ボージャンは木曜日(今月23日)にさよならと言って、カンプ・ノウで引退する。私はそのイベントに行くつもりだ」と口を滑らせたのだ。
ボージャンは今月はじめ、イニエスタの代理人会社『NSNグループ』が開発を手掛けるグラベルバイクのプロジェクトに参画。スペインEFE通信のインタビューで「起業家として活動を始めた理由のひとつに、将来への不安があるんだ。サッカーのような世界ではいつ終わりを迎えるか分からないし、そのための準備をしなければならない」とコメントを残していた。
コメントランキング