Jリーグ サガン鳥栖

鳥栖・長沼洋一の退場巡り物議「イエロー厳しい」C大阪サポがSPA主張も

長沼洋一 写真:Getty Images

 サガン鳥栖所属MF長沼洋一は明治安田生命J1リーグ第4節・セレッソ大阪戦でイエローカード2枚を貰い退場。FWカピシャーバとの1対1の局面におけるファウルでイエローカードが提示されているが、判定の妥当性を巡って論争が沸き起こっている。

 長沼洋一は49分に1枚目のイエローカードを貰うと89分、自陣右サイドへのロングボールに反応したカピシャーバとマッチアップ。カピシャーバがコーナーフラッグ付近でペナルティエリア方向にドリブルを仕掛けると、長沼洋一は手を使ってカピシャーバの突破を阻止。カピシャーバが倒れると、主審は長沼洋一に2枚目のイエローカードを提示した。

 この一連のシーンは、ツイッター上で瞬く間に拡散。「どこがイエローなんだ」、「これにイエローは厳しい…」といった声が多く上がる一方で、セレッソ大阪サポーターやJリーグファンなどから「カピシャーバが抜けていれば大きなチャンスになると予測できからね」、「決定機阻止だ」、「妥当な判定」と主審を擁護する意見も沸き起こっている。

 また主審の判定を擁護する意見には、ゴールとの距離が近くプレーの方向がゴールに向かっていること、くわえてボールのコントロールが可能であることから、SPA(Stopping a Promising Attack:大きなチャンスとなる攻撃の妨害)に当てはまるという声もある。

 さらに「ルール覚える努力してほしい」、「競技規則を読んでから意見述べてほしい」といったイエローカードの判定に疑問を抱くファンへの批判も噴出。「カピシャーバがファウル誘っていてうまい」と、カピシャーバへの称賛も見られている。