プレミアリーグ(イングランド1部)ブライトン所属のカタールW杯日本代表MF三笘薫に、DF冨安健洋所属アーセナルへ移籍する可能性が再び浮上。現地メディアが同選手のアーセナル移籍実現にむけての条件を挙げている。
三笘薫はカタールW杯で活躍すると、昨年12月のプレミアリーグ再開以降は公式戦12試合の出場で6ゴール3アシスト。リバプールをはじめビッグクラブとの対戦でチームを勝利に導いているほか、今月4日のウェストハム・ユナイテッド戦でも1ゴール1アシストと、鮮烈なパフォーマンスを発揮していた。
三笘薫の去就については、今年1月にイタリアメディア『カルチョメルカート』が「アーセナルは今年1月、ブライトンからレアンドロ・トロサールを獲得した。ただ攻撃陣のさらなる補強を望んでおり、三笘薫を監視している」とリポート。
ブライトンが同選手の移籍金を3100万ポンド(約50億円)に設定したと伝えているほか、ブライトン・アンド・ホーヴの地元メディアは複数クラブからの関心を報じている。
そんな中、英メディア『HITC』は今月はじめに「アーセナルは現時点で三笘薫を必要としていない」と主張。ただ一方で「今季終了後にリース・ネルソンとの契約が切れ、エミール・スミス=ロウがレギュラー奪取を狙って他クラブへ移籍するのであれば、三笘薫の獲得に動く可能性がある」とし、現有戦力の去就が三笘薫の今後を左右するとの見方も示している。
なおアーセナル下部組織出身のネルソンは、出場機会が少ないながらも今月4日のボーンマス戦で1ゴール1アシストと活躍。英メディア『スカイスポーツ』は、両者が契約延長で合意に達する可能性を伝えている。
一方のスミス=ロウは、トップ下を本職としつつも左サイドハーフもこなす攻撃的MF。イングランド代表選出経験もあるが、今季は負傷離脱もありプレミアリーグで7試合の出場にとどまっている。
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