元C大阪・坂元達裕アシストで金星に貢献！ベルギー1部で12戦ぶりの勝利

　かつてモンテディオ山形やセレッソ大阪に在籍していた日本代表MF坂元達裕は現在、KVオーステンデの主力選手として活躍。今月3日のベルギー1部リーグ戦で1アシストをあげ、強豪クラブ・ブルッヘからの大金星に貢献した。

　坂元達裕は今季ここまでリーグ戦28試合中23試合の先発出場で5アシストをマーク。貴重なサイドアタッカーとして存在感を発揮しているが、KVオーステンデは昨年11月12日のKVCウェステルロー戦以降11試合つづけて白星なし。2部降格圏に沈んでいるほか、先日には破産の可能性も報じられていた。

　しかし3日に行われた強豪クラブ・ブルッヘとの一戦では、前半終了間際に先制すると、58分に追加点を奪取。後半アディショナルタイムの90+5分には坂元達裕が自陣左サイドでボールを奪うと、裏のスペースに抜け出したFWデイビッド・アタンガへスルーパス。アタンガがゴール前まで走り、最後は相手ゴールキーパーとの1対1で冷静に流し込んだ。

　KVオーステンデは坂元達裕の活躍もあり、クラブ・ブルッヘを撃破。実に12試合ぶりとなる勝利をあげると、坂元達裕は採点サイト『Sofascore』で10点満点中「7.5」とチーム内で3番目に高い評価を得ている。

　なおKVオーステンデはクラブ・ブルッヘ戦での勝利により、16位に浮上。1部残留圏内の15位オイペンとはわずか3ポイント差となっている。