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日本人選手は安価!セルティック補強戦略を現地絶賛。前田大然の移籍予想も

前田大然 写真:Getty Images

 セルティックはアンジェ・ポステコグルー監督のもと、日本人選手獲得戦略を推進。日本代表FW古橋亨梧やMF旗手怜央らの活躍により、スコティッシュリーグカップという形で実を結んでいる。そんな中、現地ではJリーグ市場における移籍金の安さや、セルティックが前田大然を放出する可能性が報じられている。

 かつてセルティックで元日本代表の中村俊輔氏とともに活躍していたクリス・サットン氏は、英公共放送『BBC』の番組『The Monday Night Club』に出演。「セルティックは基本的に日本のマーケットから選手を獲得してきた」と、セルティックの補強戦略に言及。

 「前田大然はカタールW杯で得点した選手だ。一人前のクロージングマシーンであり、信じられないようなエネルギーを持っている。そんな彼を100万ポンド(約1億6000万円)ほどで獲得したんだ。とんでもないよ」と、同選手の移籍金の安さに驚いていることを明かした。

 またサットン氏のコメントを受けて、セルティックの専門サイト『67 Hail Hail』は「前田大然はセルティックで最高のパフォーマンスを見せるたびに、サットンが言っていたような掘り出し物のように見えてくる」

 「前田大然にイングランドのクラブが興味を持っても不思議ではないだろう。もしそうなれば、セルティックはこのウィンガーで大きな利益を得ることができる」と、同選手のステップアップ移籍の可能性に言及。

 「セルティックが今後も隠れた才能を探すために、様々なマーケットを探し回ることに変わりはなさそうだ」と、セルティックが今後もJリーガーを安価で獲得する可能性にも触れた。

 前田大然は今季ここまでスコットランド1部リーグ戦で24試合に出場して6ゴール5アシストをマーク。昨季につづきセルティックの主力選手として活躍する中、今年1月にはサウサンプトンからの関心が報じられていた。