川崎フロンターレ所属のタイ代表MFチャナティップ・ソングラシンは、明治安田生命J1リーグ開幕から2試合つづけてベンチ外。ネット上ではチャナティップの今後を心配する声が上がっているが、川崎フロンターレに同選手放出の意向はないとタイ国内で報じられている。
チャナティップは昨年1月に北海道コンサドーレ札幌から川崎フロンターレへ完全移籍。ただ昨季は度重なる負傷離脱もあり、J1リーグで15試合の先発出場。今季はまだ公式戦のピッチに立っておらず、序列低下の可能性が指摘されている。
タイメディア『Main Stand』は「タイのサッカーファンは、川崎フロンターレのチャナティップがJ1リーグ開幕から2試合つづけてベンチに入れなかったことに対して疑問を抱いている」とリポート。
「多くの報道では、チャナティップはヴィッセル神戸や浦和レッズへの移籍、さらにはタイ復帰の可能性もあるとされており、川崎フロンターレでの活動はこれで終わりかもしれない」と、外部での報道や噂を紹介している。
ただ『Main Stand』は同選手に近い関係者から聞いた話として、「川崎フロンターレはレンタル移籍を含めてチャナティップを放出するつもりはない。選手本人は川崎フロンターレでのポジション争いに挑むことを望んでおり、退団の可能性は考慮していない」とし、川崎フロンターレ残留が既定路線と報道。
開幕からベンチ外が続く理由について「クラブのチームマネジメントの一環であると、関係者は述べている」と伝えている。
川崎フロンターレは3月4日に明治安田生命J1リーグ第3節・湘南ベルマーレ戦を控えているほか、8日にはYBCルヴァンカップ・グループステージ開幕節の清水エスパルス戦に臨む。チャナティップに出番が訪れるか注目が集まる。
コメントランキング