かつて明治安田生命J1リーグ・セレッソ大阪でプレーしていたブラジル人MFソウザ(34)は、現在ブラジル3部ナウチコに所属。23日の公式戦で、ヴィッセル神戸やセレッソ大阪でのプレー経験を持つブラジル人DFダンクレー(31)と再会し、喜びをあらわにしている。
ソウザは2016シーズンから4年間にわたりセレッソ大阪でプレー。セレッソ大阪退団後はサウジアラビア1部アル・イテファクやUAE1部ホール・ファカン・クラブを渡り歩き、昨年夏にナウチコへ復帰した。
一方ダンクレーは、2019シーズンから2年半にわたりヴィッセル神戸やセレッソ大阪に在籍。2021年6月から当時サウジアラビア1部アル・アハリでプレーしていたものの、クラブの2部降格もあり昨年7月に退団。しばらく無所属状態だったが、昨年12月にブラジル3部ECヴィトーリアへ復帰している。
両選手は23日に行われたコパ・ド・ノルデスチのグループステージ第5節で激突。ともに先発出場すると、試合後にはユニフォーム交換を行っている。またこの一戦では、ナウチコが3-2と逆転勝利を飾っている。
ソウザはブラジルのラジオ局『Radio Salvador』の試合後インタビューで「難しい試合だったね。ビハインドを背負ったけど、得意のセットプレーからゴールが生まれた。今は家に戻って休んで、僕たちにとって非常に重要な勝利を祝う時だ」と、逆転勝利に対する満足感を強調。
Jリーグやサウジアラビア1部リーグで対戦経験のあるダンクレーとの関係を聞かれると、「ダンクレーとは日本にいた時から友人だし、(Jリーグでプレーしている時は)同じ建物に住んでいたよ。サウジアラビアでも会っているね。彼とは会うたびにユニフォームを交換したり、家族のことを話したりするんだよ」と語っている。
かつてJリーグの舞台で活躍していたソウザとダンクレー。セレッソ大阪での在籍期間は被っていないものの、今でもなお良好な関係を維持している。
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