AFCチャンピオンズリーグ(ACL)西地区・準々決勝2試合が今月23日に開催。アル・ドゥハイル(カタール)は元柏レイソル所属選手であるケニア代表FWマイケル・オルンガのゴールもあり勝利。準決勝で元韓国代表DFチャン・ヒョンスとの“元Jリーガー対決”が実現している。
アル・ドゥハイルは決勝トーナメント1回戦で、日本代表DF谷口彰悟所属アル・ラーヤン(カタール)をPK戦の末に撃破。準々決勝のアル・シャバブ・リヤド(サウジアラビア)戦では、オルンガがGKキム・スンギュから2ゴールを奪ったこともあり、2-1と勝利。オルンガとキム・スンギュによる元柏レイソル所属選手同士の対戦は、オルンガに軍配が上がっている。
一方、クラブW杯2022準優勝のアル・ヒラル(サウジアラビア)は、準々決勝でフーラードFC(イラン)と対戦。87分に決勝ゴールが生まれて1-0と勝利したほか、元FC東京所属選手であるチャン・ヒョンスがフル出場。クリーンシート達成に大きく貢献した。
これにより、今月26日開催のACL西地区準決勝ではアル・ドゥハイルとアル・ヒラルが激突。オルンガとチャン・ヒョンスのマッチアップに注目が集まる。
なお東地区の決勝トーナメントでは、すでに浦和レッズの決勝進出が決定。ACL決勝戦はホームアンドアウェイ方式であり、今年4月29日に西地区ファイナリストのホームスタジアムで1stレグを開催。5月6日に埼玉スタジアムで2ndレグが行われる。
またクラブW杯2023はサウジアラビア開催であり、現行の規定では同一国から2クラブ以上が出場できない。そのため西地区準決勝でアル・ヒラルが勝利した場合には、浦和レッズのクラブW杯出場がほぼ確実とみられる。
コメントランキング