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イニエスタの神戸退団確実?海外「現役引退時期は…」バルセロナ復帰報道も

アンドレス・イニエスタ 写真:Getty Images

 ヴィッセル神戸所属の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)は、今季限りで現役引退やバルセロナ復帰の可能性が取りざたされている。18日に明治安田生命J1リーグ開幕節・アビスパ福岡戦を控える中、海外でも同選手の今後に注目が集まっている。

 同選手とヴィッセル神戸の契約期間が2023シーズン終了後までである中、スペイン紙『エル・ナシオナル』は今月はじめに「イニエスタがバルセロナのジョアン・ラポルタ会長から復帰打診を受けた」と報道。

 「本人は今のところ引退の可能性については言及していないが、多くの成功とタイトルを獲得してきたプロサッカー選手としてのキャリアに終止符を打つ時期が近いことは明らかだ」とし、現役引退後にバルセロナで指導者のキャリアをスタートさせる可能性を伝えていた。

 すると米メディア『ESPN』は「アンドレス・イニエスタ、日本でのラストダンス?」と見出しをうち、同選手の去就を特集。「イニエスタはヴィッセル神戸で6年目のシーズンを迎えるが、両者の契約は2023シーズン終了後に切れる。Jリーグの主役のひとりとして活躍するラストシーズンになるかもしれない」

 「昨季は個人としてもチームとしても残念な結果に終わった。それでも彼はヴィッセル神戸の中心選手でありJリーグの顔であるが、彼の将来は未知数である」と綴っている。

 そんなイニエスタは、今月14日に行われたキックオフカンファレンスに出席。自身の去就について「未来のことよりも今に集中している。(今後については)その時が来れば決める」と発言していた。

 『ESPN』はこのコメントを伝えるとともに「今年5月で39歳になるイニエスタは昨年12月、EFE通信のインタビューで今のところ現役引退の時期が近いとは考えていないことを明らかにしている」とリポート。あくまでも同選手の現役引退時期が不透明との見方を示している。