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鎌田大地に圧力?数試合不調でフランクフルト監督注目発言。移籍報道影響か

鎌田大地 写真:Getty Images

 ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト所属の日本代表MF鎌田大地(26)は、今季終了後のフランクフルト退団が確実とみられている。バルセロナやリバプールなどビッグクラブからの関心が報じられる中、フランクフルトのオリバー・グラスナー監督が同選手の去就に言及した。

 鎌田大地は今季もフランクフルトの中心選手として活躍。カタールW杯参戦前まではリーグ戦で7ゴール4アシストと結果を残していた。また先月28日のバイエルン・ミュンヘン戦では同点ゴールをアシストしてチームに勝ち点1をもたらしているが、バイエルン戦を除き直近のリーグ戦数試合では低調なパフォーマンスに終始。移籍報道が飛び交う中、ドイツ誌『ビルト』から調子が下降気味だと指摘を受けている。

 そんな中、グラスナー監督は16日に記者会見にて鎌田大地の今後について聞かれると「鎌田大地とどんなことを話すかについては、私自身の気分次第だ。でも、その内容は教えないよ」とコメント。

 その上で「今年6月30日までアイントラハト・フランクフルトの成功のために、どんな未来であってもすべてを捧げるのは選手たちだ」と言及。同選手の退団を示唆するとともに、チームへのさらなる貢献を求めている。

 鎌田大地には、ニューカッスル・ユナイテッド、リバプール、トッテナム・ホットスパー、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘンなど10以上のクラブからの関心が伝えられている。

 また現地ジャーナリストのニコロ・スキラ氏は、今月15日に「鎌田大地はフランクフルトとの2023年6月までの契約を延長しないと決断した」とツイート。同選手のフランクフルト退団が決定的との見方を示している。