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川崎時代の12倍に高騰「三笘薫は50億円だと…」冨安所属アーセナル関心も

三笘薫 写真:Getty Images

 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属のカタールW杯日本代表MF三笘薫(25)は、以前から日本代表DF冨安健洋(24)所属アーセナル移籍の可能性が報じられている。ただブライトンは同選手に高額の移籍金を設定。川崎フロンターレに支払った金額の12倍以上で売却するとみられている。

 イタリアメディア『カルチョメルカート』は「ブライトン、三笘薫の価格を設定」と見出しをうち、「アーセナルは今年1月、ブライトンからレアンドロ・トロサールを獲得した。しかしミケル・アルテタ監督がさらなる攻撃陣の補強を望んでいるため、三笘薫を監視している」とリポート。

 トロサール獲得時の移籍金が2100万ポンド(約33億円)であることに触れた上で「アーセナルはブライトンにトロサール以上の移籍金を支払って、三笘薫の移籍を成立させなければならない。彼はカタールW杯後、目覚ましい活躍を見せている」と、三笘薫の市場価値が高騰していることを伝えている。

 そして三笘薫の獲得で必要な金額について「ブライトンは三笘薫を3100万ポンド(約50億円)と評価している。2021年8月に川崎フロンターレに250万ポンド(約4億円)の移籍金を支払ってから、わずか1年半でこれほどの金額になった」と見解を披露している。

 三笘薫は2021年の東京五輪終了後に、川崎フロンターレからブライトンへ完全移籍。労働許可証が発行されなかった関係でベルギー1部ユニオン・サン=ジロワーズへレンタル移籍となっていたが、海外挑戦1年目から結果を残してブライトン復帰を果たしていた。

 またカタールW杯では、スペイン戦のゴールライン上からの折り返しによる決勝弾アシストで話題に。W杯後はプレミアリーグ全試合で先発出場して4ゴールをあげるなど、日本国内のみならず現地でもプレミアリーグを沸かせるスター選手として脚光を浴びている。