かつて横浜F・マリノスや川崎フロンターレ、名古屋グランパスなどに在籍していた元日本代表FW齋藤学(32)は、先月に豪州1部ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFCへ加入。今月12日のリーグ戦でデビューを果たした。
同選手は昨年6月、名古屋グランパスから水原三星へ完全移籍。水原三星の韓国1部残留に貢献したものの、契約延長交渉が破談。昨年12月16日に水原三星退団が決まると、先月25日になって豪州移籍が正式決定していた。
そんな齋藤学は、今月4日のパース・グローリー戦ではベンチ外だったものの、12日のメルボルン・ビクトリー戦でベンチ入り。2-1で迎えた65分からピッチに立つと、左サイドハーフでプレーし、13度のボールタッチを記録。ただシュート本数はゼロだったほか、ボールロストは5回となっている。また採点サイト『Sofascore』では、齋藤学に対して10点満点中「6.4」という評価を与えている。
ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFCは、メルボルン・ビクトリー戦で2-1と勝利。両チームともシュート本数が1桁だったが、ニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFCはPKからの先制ゴールをのぞいて枠内シュート2本のうち1本がゴールに絡むという結果になった。
なおニューカッスル・ユナイテッド・ジェッツFCはリーグ戦直近5試合で2勝3分と無敗。16試合を終えてチーム全体の得点数が「19」と決定力が課題であり、首位メルボルン・シティから13ポイント差の7位となっている。
横浜F・マリノス元コーチであり、かつて鹿児島ユナイテッドFCを率いていたアーサー・パパス監督の指導を受ける齋藤学。シーズン後半戦の巻き返しにむけてのキーマンとして期待される。
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