日本代表を率いた過去を持つバヒド・ハリルホジッチ氏が、ブラジル代表の監督に就任する可能性があるようだ。クロアチア『Sport』が伝えた。
コートジボワール代表やアルジェリア代表などを率いたハリルホジッチ氏は、2015年から3年間日本代表を指揮したものの、選手たちとの信頼関係が崩れていたことからロシア・ワールドカップ（W杯）直前に解任。その後ナントを経て、2019年8月からモロッコ代表の監督に就任したが、選手との軋轢が生じたことから2022年8月に解任されていた。
その一方で、ブラジル代表は先のカタールW杯準々決勝でクロアチア代表にPK戦の末に敗れると、2016年から指揮をとったチッチ監督が退任。後任候補としてレアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督などが浮上するなかで、ハリルホジッチ氏がブラジル代表からの接触を明かした。
「確かに、今朝電話があった。最初の接触は終わった。次に何が起こるのかはわからない。全てを明確にし、具体化する必要がある。今までに10の代表チームからオファーを受けた。どうするのが一番良いのかを考えている。ブラジルに関しては来週にもっと多くのことが明らかになるだろう」
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