Jリーグ 湘南ベルマーレ

湘南からベルギー移籍・田中聡が世界の有望株MFランク9位!市場価値4億円

田中聡 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・湘南ベルマーレからベルギー1部KVコルトレイクへレンタル移籍中のU21日本代表MF田中聡(20)が、21歳以下の守備的ミッドフィルダーを対象とした『CIESフットボール・オブザーバトリー(スポーツ国際研究センター)』の算出データで世界トップ10に名を連ねている。

 国際サッカー連盟(FIFA)の関連調査機関であるスポーツ国際研究センターは、今年1月のスカウティングレポートとして「世界における21歳以下の有望株」を紹介。2022年12月13日時点でのプレー時間、出場した試合のレベル、成績などから算出した「経験資本」に基づいてランキング付けを行っている。

 これによると、守備的ミッドフィルダーではブラジル1部サンパウロ所属MFパブロ・マイア(21)が経験資本「34.4」でトップとのこと。2位にレアル・マドリード所属MFエドゥアルド・カマヴィンガ(20)が「31.0」でつづいているほか、田中聡は「15.9」で9位に名を連ねている。

 また『CIES』は上位10選手の契約期間や独自に算出した市場価値も掲載。田中聡は昨年12月時点で湘南ベルマーレと2026年6月まで契約を残しているほか、同選手の市場価値は300万ユーロ(約4億2400万円)だという。

 田中聡は2021年に湘南ベルマーレのトップチームに昇格。プロ1年目から中盤の主力選手として活躍すると、昨年8月に買い取りオプション付き1年レンタルによりKVコルトレイクへ加入していた。

 そのKVコルトレイクでは8月末にデビューすると、10月中旬までほぼ全試合に先発出場。しかし負傷離脱もあり、昨年11月以降はスタメン出場がわずか2試合にとどまっている。また同選手は年代別代表にも招集されており、昨年9月にはU21イタリア代表戦で先発出場していた。