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元名古屋ジョー、中東移籍から5日後に退団!契約問題巡る裁判で批判浴びる

ジョー 写真:Getty Images

 元ブラジル代表FWジョー(35)は、かつて明治安田生命J1リーグ・名古屋グランパス在籍時にブラジル1部コリンチャンスと契約を締結。契約問題を巡る裁判で名古屋グランパスに敗訴していた。そんなジョーは今月25日、サウジアラビア2部アルジャバラインへ完全移籍により加入したものの、わずか5日後に退団が正式決定している。

 ジョーは名古屋グランパス在籍時の2020年4月に無断帰国。コリンチャンスやブラジル1部セアラーSCでのプレーをへて、アルジャバラインと2022/23シーズン終了後までの半年契約を締結。今月28日のサウジアラビア2部リーグ戦でデビューし、25分間プレーしていた。

 しかしアルジャバラインは30日になって、コロンビア人FWアンダーソン・プラタ(32)を獲得。クラブ公式ツイッターアカウントを通じて「アルジャバラインは双方合意のもとで契約解除したジョーにかわり、アンダーソンを今シーズン終了後までの契約を結んだ」と声明を発表している。

 さらにブラジルメディア『Fanaticos』の報道によると、同選手はコリンチャンスへの復帰を望んでいるとのこと。しかし選手サイドとコリンチャンスは、30日時点でコンタクトをとってないという。

 なおジョーはトレーニングの無断欠席を繰り返したことにより、昨年6月にコリンチャンスを退団している。また今もなお日本のサッカーファンから反感を持たれており、アルジャバライン加入決定時もネット上で「陰湿だな」、「嫌がらせかよ」、「裁判したから良いイメージ無さそう…」、「ちゃんと賠償金払えよ」といった声が上がっていた。