明治安田生命J1リーグ・FC東京を昨年8月に退団した元ブラジル代表DFブルーノ・ウヴィニ(31)は、今月7日にブラジル1部グレミオへ加入。今月29日の公式戦でデビューを飾ったが、およそ1年3カ月ぶりとなるプレーに対する特別な感情を明かしている。
ウヴィニは2021年1月にFC東京へ加入したものの、2021年10月10日のYBCルヴァンカップ準決勝2ndレグ・名古屋グランパス戦を最後に出場機会なし。2022シーズンは選手登録外となり、昨年8月29日にFC東京を退団していた。
そんなウヴィニは、29日のリオグランデ・ド・スル州選手権第3戦・サン・ジョゼ戦でフル出場。イエローカードを貰ったものの、1-0と無失点での勝利に大きく貢献した。
同選手は試合後、ブラジルメディア『グローボ』のインタビューに応じると、「15カ月ぶりのプレーというのは理想的な形ではなかった。だけどグレミオのユニフォームを着ていると、つねにチャンスがあるんだ」
「サッカー選手になることを夢見て、プレーする機会を得て、ピッチが自分の望むものでなかったために満足できなかったということを想像できるか? レナト・ガウショ監督は、ユニフォームを着ていれば十分だといつも声を掛けてくれる。僕はチャンスを待っていたんだ。お互いにリスペクトして、助けることができるんだ」と、1年3カ月ぶりにプレーしたことを振り返った。
なおウヴィニとグレミオの契約期間は2022シーズン終了後までであるが、契約内容には1年間の契約期間延長オプションが盛り込まれている。
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