カタールW杯日本代表MF三笘薫(25)は、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCの主力選手として活躍。ビッグクラブとの対戦で結果を残していることもあり、リバプールや日本代表DF冨安健洋(24)所属アーセナルへの移籍が噂されている。そんな三笘薫の現状をイタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が特集した。
『コリエレ・デッロ・スポルト』は「デ・ゼルビ監督率いるブライトンをけん引する日本人選手、三笘薫」と見出しをうち、「プレミアリーグで4ゴール1アシスト、数日前にアーセナルへ放出されたレアンドロ・トロサールの後継者である」とリポート。
同選手のプレースタイルや今季ここまでの活躍ぶりに触れた上で「三笘薫は現チェルシー監督のグレアム・ポッターのもとでは控えだった。だがデ・ゼルビ監督が彼をレギュラーに昇格させることを決めた」
「ブライトンはトロサールを売却したが、チェルシー戦でのアシストをはじめ日本代表選手の驚異的な活躍のおかげで、(トロサール売却による)後悔はなくなった」
「デ・ゼルビ監督は、三笘薫のキャリアの方向性を変えた。そして、三笘薫はその恩義に報いることになる」と綴っている。
さらに『コリエレ・デッロ・スポルト』は、昨年10月末のチェルシー戦と今年1月15日のリバプール戦における三笘薫のパフォーマンスを紹介。そして「この2試合での勝利によって、タブロイド紙が三笘薫をカバーした」と、同選手の移籍報道に言及している。
三笘薫の去就については、昨年12月にリバプールの専門メディア『Liverpool.com』が同選手をリバプールの獲得候補に推薦。アーセナルへの今冬移籍も取りざたされる中、英紙『テレグラフ』は今月19日に「三苫薫はブライトンでのプレーに満足しており、ブライトン退団やアーセナルへの移籍を考えていない」と伝えていた。
しかし英メディア『ブースルーム』は、「トロサールが加入した今、アーセナルはおそらく三笘薫の獲得に動くことはないだろう。だが今季終了後の移籍ウィンドウでは、十分に可能性がある」
「もしアーセナルが彼の獲得に動かなかったら、おそらく他のビッグクラブが今後数ヶ月の間に彼の獲得に乗り出すだろう」と主張している。
コメントランキング