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柏移籍拒否か…ブラジル代表ルーカス国内移籍へ。ネイマール元代理人支援も

ルーカス・リマ 写真:Getty Images

 かつてミラン移籍が噂されていたブラジル代表MFルーカス・リマ(32)は、明治安田生命J1リーグ・柏レイソルからの獲得オファーを拒否。同選手のJリーグ挑戦の可能性は極めて低いようだ。

 現在無所属のルーカスについては、ブラジルメディア『ランセ』は今月3日に「彼は柏レイソルと交渉を進めている」と報道。同選手はすでに中東移籍を拒否していることもあわせて伝えていた。

 またブラジルメディア『Fanaticos』は19日、柏レイソルやブラジル1部ゴイアス、それにブラジル4部シアノルテFCがルーカスの獲得に動いていると報道。「ルーカスは、サポーターからの圧力が比較的低いクラブでプレーすることを望んでいる」

 「ブラジル国内移籍の場合、減俸は避けられない。彼の移籍先として最も可能性が高いのは、高額年俸を受け取り、マスコミやサポーターからプレッシャーをかけられることもない柏レイソルだ」争奪戦の行方を予想していた。

 しかしブラジルメディア『Band』のジャーナリストであるチアゴ氏は「ルーカスはブラジル1部リーグで移籍先を探す。柏レイソル移籍は拒否した」とリポート。

 「ネイマールの元代理人であるアンドレ・カリー氏やネイマールの父親のサポートを受ける中、自身のキャリアにおけるイメージアップにつながるような競争力のあるプロジェクトを望んでいる」と、大物代理人の支援を受けている現状を伝えている。

 なおルーカスはSCインテルナシオナルやサントス、パルメイラスなどブラジル国内の複数クラブでプレー。2015年にはミランやレアル・マドリード、バルセロナなど欧州ビッグクラブからの関心が報じられたほか、ブラジル代表にも選出。ロシアW杯南米予選ではパリ・サンジェルマン所属FWネイマール(30)とともにプレーしていた。