かつて元日本代表FW岡崎慎司(36)やMF香川真司(33)など複数の日本人選手がプレーしていたプレミアリーグで、カタールW杯日本代表MF三笘薫(25)がブレイクしている。ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属の同選手は、プレミアリーグ挑戦1年目ながらも活躍。日本代表DF冨安健洋(24)擁するアーセナルへの移籍も噂されているが、アーセナルは三笘薫のチームメイトだったベルギー代表MFレアンドロ・トロサール(28)を獲得。アーセナルサポーターからは三笘薫を獲得すべきだったという声が沸き起こっている。
アーセナルは攻撃陣の強化を目指す中、シャフタール・ドネツク所属のウクライナ代表MFムィハーイロ・ムドリク(22)の獲得に失敗。今月20日にトロサールの獲得を公式発表している。
一方で三笘薫の去就については、今月にアーセナル移籍の可能性が取りざたされていたが、英紙『テレグラフ』も19日に「三苫薫はブライトンでのプレーに満足しており、ブライトン退団やアーセナルへの移籍を考えていない」とリポート。
しかし21日のプレミアリーグ第21節・レスター戦で1ゴールをあげると、英メディア『ブースルーム』は「トロサールが加入した今、アーセナルはおそらく三笘薫の獲得に動くことはないだろう。だが今季終了後の移籍ウィンドウでは、十分に可能性がある」
「もしアーセナルが彼の獲得に動かなかったら、おそらく他のビッグクラブが今後数ヶ月の間に彼の獲得に乗り出すだろう」と、今季終了後にステップアップ移籍する可能性を主張している。
そんな中、英紙『デイリースター』はレスター戦後のアーセナルサポーターの反応を紹介。これによると、三笘薫の活躍をうけてネット上では「アーセナルは間違ったブライトンのウィンガーと契約してしまった」、「来季はぜひアーセナルで三笘薫を見たい」、「トロサールではなく、三笘薫を獲得すべきだった」といったコメントが数多く見受けられるという。
また『デイリースター』も「トロサールがブライトンのチームから外された後、三笘薫がサイドに入り、彼の肌に合ったプレーを続けている。この日本代表選手は即座にインパクトを与えており、間違いなくトロサール選手以上に活躍している」と、三笘薫のクオリティを称えている。
三笘薫は昨年7月、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズでのレンタル移籍期間を終えてブライトンへ復帰。プレミアリーグ挑戦1年目ながらも、今季ここまで14試合の出場で4ゴール1アシストと結果を残している。ビッグクラブとの対戦でゴールやアシストをマークしていることが、他クラブのサポーターからの高評価につながっていると考えられる。
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