
2022年12月28日から1月9日まで繰り広げられた第101回全国高校サッカー選手権大会。全都道府県から参加した高校生による熱い戦いは、岡山学芸館高校(岡山)の初優勝で幕を閉じた。
ここでは、全国高体連サッカー部技術委員会(高体連)が大会終了後に発表した大会優秀選手36名の中から、特に良かった選手1名をポジションごとに紹介。また、FIFAワールドカップカタール(カタールW杯)同様に、改めて重要性が認識されたPK戦について考察したい。

第101回全国高校サッカー選手権大会傑出選手
高体連による大会優秀選手36名の中から、特に良かった選手1名をポジションごとに選出した。
GK:平塚仁:岡山学芸館(岡山)
2年生ながらのシュートストップもさることながら、キックによるカウンターを演出した岡山学芸館のGK平塚仁。184センチのサイズを活かした空中戦での強さも際立った。同大会は次の日本代表候補が誕生した瞬間であった。選手権連覇の夢はもう始まっている。
DF:多久島良紀:青森山田(青森)
1年生時から選手権に出場するなど、期待が大きかった青森山田のDF多久島良紀。昨年、膝前十字靭帯断裂の大怪我で苦しい時間を過ごしたが、今年カムバック。4月より、大学サッカー関東1部王者の明治大学へ進学する。対人の強さとロングフィードに磨きをかけ、大学からプロ入りを目指す。

MF:徳永涼:前橋育英(群馬)
前橋育英のエースナンバー14を背負ったキャプテンMF徳永涼。U18日本代表でもキャプテンを務める。プレーは、元日本代表のMF遠藤保仁とDF長谷部誠を足して2で割ったような選手。プレーと言動でチームを落ち着かせ、相手の攻撃の芽を摘む。将来、サムライブル―の中盤の底は徳永が構えるに違いない。筑波大学へ進学し、即プロで活躍するための準備をする。
FW:森重陽介:日大藤沢(神奈川)
今大会得点王の1人である日大藤沢のFW森重陽介。198センチの巨漢が空を舞ったかと思えば、柔らかいボールタッチを披露。今までいなかったタイプの大型フォワードとして期待がかかる。特に3回戦の対神村学園(鹿児島)戦で見せたヘディングシュートは、未完の大器を感じさせる迫力があった。清水エスパルスへの加入が内定しており、まず目指すはプロ初得点である。
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