明治安田生命J1リーグ・ヴィッセル神戸は、ブラジル1部CRフラメンゴに所属するブラジル代表GKウーゴ・ソウザ(23)の獲得を早ければ今週末にも公式発表する可能性があるようだ。
ヴィッセル神戸は昨年12月、買い取りオプション付きのレンタル移籍でウーゴ・ソウザ獲得オファーを提示したものの、一度は却下。しかし年明けになって、レンタル移籍から完全移籍に切り替えて「移籍金130万ドル(約1億7000万円)の支払いでウーゴ・ソウザ保有権の50%取得」という条件で再度オファー。CRフラメンゴが受け入れたことによりクラブ間合意に達したと伝えられていた。
またウーゴ・ソウザはヴィッセル神戸から提示された年俸額に不満があると、ブラジル紙『O DIA』がリポート。しかし『グローボ』をはじめ複数のブラジルメディアは11日、3年契約締結で個人合意に達したと報道。同選手のヴィッセル神戸移籍がほぼ確実とみられている。
そんな中、『O DIA』の記者は12日に「ウーゴ・ソウザのCRフラメンゴからヴィッセル神戸への移籍状況」として「時差の関係で、このゴールキーパーは金曜日(13日)にヴィッセル神戸と契約書のサインを交わすなど、書面上の手続きのみを完了させる必要がある」とツイート。今週末にもヴィッセル神戸への完全移籍が正式決定するとの見解を示している。
身長199cmのウーゴ・ソウザは2018年8月、当時プロ経験がないにもかかわらずブラジル代表に招集されると、2019年にCRフラメンゴのトップチームへ昇格。有望株として期待を寄せられていたが、2021シーズンにつづき2022シーズンもレギュラーの座を確立することができなかった。
なおヴィッセル神戸は今月6日、2023シーズン開幕にむけて始動。今月10日から沖縄県内にてトレーニングキャンプを実施している。ウーゴ・ソウザとしてはキャンプ途中からチームに合流して、GK前川黛也(28)らとポジション争いを繰り広げることになりそうだ。
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