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DAZN値上げ発表に批判殺到「ABEMAが放映権取得して」解約検討の声も

DAZN 写真:Getty Images

 明治安田生命JリーグやカタールW杯の日本代表戦など様々なコンテンツの配信を手掛けているスポーツの定額制動画配信サービス『DAZN』は12日、月額料金の値上げを公式発表。Jリーグの放映契約年数を2年延長したこともあわせて発表されているが、昨年につづく値上げにネット上では批判が噴出。カタールW杯本大会全試合を無料生中継したインターネットテレビ局『ABEMA TV』による放映権獲得待望論も沸き起こっている。

 『DAZN』は今年2月14日から料金形態の改定を実施。「世界のユニークなスポーツが手軽に楽しめるプラン」として月額980円の『DAZN Global』を開始する。一方で従来のサービスである『DAZN Standard』では一括払いが年間27000円から30000円、月払いの場合は月額3000円から3700円(いずれも税込)に値上げされる。

 くわえて『DAZN』は明治安田生命Jリーグとの放映権契約を2028年まで延長。今後8シーズンにわたり、Jリーグ全試合を配信することが新たに決まっている。

 これらの『DAZN』の公式発表をうけて、ネット上では「また値上げか…」、「サービス開始時から2倍の値段に…」、「DAZN解約かな」、「DAZN高すぎる」、「ワールドカップで少しでもサッカーに興味を持ってくれた人をまた引き離す」といった否定的な意見が噴出。

 「ABEMAむから放映権とってくれ…」、「DAZNはABEMA見習うべき」、「ABEMAのW杯中継がは優秀すぎ。DAZNは遅延ばかり」、「DAZN解約して、ABEMAプレミアム会員になろうかな」と、『ABEMA TV』に期待する声も上がっている。

 なお『ABEMA TV』は現在、カタールW杯日本代表MF三笘薫(25)を擁するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCやDF冨安健洋(24)擁するアーセナルのリーグ戦を生中継。トッテナム・ホットスパーやマンチェスター・シティ、チェルシーなどプレミアリーグ所属クラブの一部試合もプレミアム会員限定で配信している。