かつて明治安田生命J1リーグ・FC東京でプレーしていたカタールW杯韓国代表MFナ・サンホ(26)に、ギリシャ1部の強豪パナシナイコスが関心を寄せているようだ。6日、韓国メディア『フットボリスト』が伝えている。
ナ・サンホは2019シーズンから2年間にわたりFC東京に在籍。2021年に韓国1部・FCソウルへ完全移籍すると、2022シーズンは韓国1部リーグ戦で33試合中21試合に先発出場。下位6クラブによる1部残留プレーオフでは5試合中4試合でキャプテンマークを巻いてスタメン出場し、クラブを残留へ導いていた。
またカタールW杯アジア最終予選ではほとんど出番がなかったものの、昨年6月以降に行われた国際親善試合やE-1選手権(旧東アジアサッカー選手権)でアピールに成功。カタールW杯本大会では4試合中2試合でプレーしていた。
そんな中『フットボリスト』は、韓国サッカーの移籍市場に精通する関係者の話として「パナシナイコスがナ・サンホに関心を示している。まだ初期段階であり、可能性を議論するにはもう少し様子を見る必要がある」と報道。
ナ・サンホ本人は欧州移籍に前向きであるが、FCソウル関係者は「パナシナイコスからオファーは届いていない。問い合わせがあれば、選手と話し合って決める問題だ」と語っているという。
パナシナイコスはギリシャ1部リーグ優勝20回、国内カップ戦優勝18回を誇る強豪。今季もリーグ戦16試合終了時点で13勝3分と、2位AEKアテネに7ポイント差をつけて首位を走っている。
また韓国人選手ではMFファン・インボム(26)やFWファン・ウィジョ(30)がギリシャ1部の強豪オリンピアコスに在籍。ギリシャメディア『Sportdog』の報道によると、ナ・サンホはすでに両選手にギリシャ移籍の可能性について相談しているという。
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