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井手口陽介の去就特集「Jリーグ複数クラブが…」G大阪・名古屋関心報道も

井手口陽介 写真:Getty Images

 セルティックは先月末、明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスから日本代表MF岩田智輝(25)をレンタル移籍により獲得。元日本代表MF井手口陽介(26)は、今年1月のセルティック退団やJリーグ復帰が噂されている。そんな中、現地識者が井手口陽介の去就に言及した。

 井手口陽介は昨年12月にガンバ大阪からセルティックへ完全移籍。しかし加入から3週間後のカップ戦で相手選手から強烈なタックルを受けて膝を負傷すると、昨季はリーグ戦で3試合の出場にとどまった。そして今季開幕前にも負傷すると、今季はここまで公式戦で出番がない。

 同選手の去就については、英紙『サン』が先月8日に「井手口陽介に日本からオファーが届いており、この冬にセルティックを離れる」

 「複数のJリーグクラブが彼の動向を注視している。ガンバ大阪は井手口陽介にとって3度目となる移籍に前向きであるようだが、名古屋グランパスも興味を示す可能性がある」とリポート。先月末にはセルティックが選手本人に退団を勧告したと伝えられている。

 英メディア『フットボール・スコットランド』は6日、セルティックをはじめスコットランド国内クラブの移籍情報を紹介。その中で『フットボール・スコットランド』の記者であるマーク・ヘンドリー氏は井手口陽介について「彼は今月中の退団に近づいている。日本の複数クラブが彼の獲得を望んでいるので、近いうちに実現するだろう」と、Jリーグ複数クラブによる争奪戦が繰り広げられているとの認識を示したのだ。

 セルティックは7日にリーグ戦を控えているが、井手口陽介のベンチ外は確実とみられている。2度目の海外挑戦も失敗に終わった同選手に、どのJリーグクラブが関心を寄せているのか気になるところだ。