明治安田生命J1リーグ・浦和レッズは、FWキャスパー・ユンカー(28)の元チームメイトであるノルウェー人DFマリウス・ホイブロテン(27)を完全移籍により獲得することでノルウェー1部FKボデ/グリムトと合意に達したようだ。
FKボデ/グリムトの主力センターバックであるホイブロテンの去就については、ノルウェー紙『ネッタビースン』電子版が先月15日に「浦和レッズがホイブロテンの獲得に乗り出した。移籍金およそ700万ノルウェークローネ(約9100万円)のオファーを提示したと言われている」と報道。
その後、MLS(アメリカ・メジャーリーグサッカー)のポートランド・ティンバーズによる獲得オファー提示、浦和レッズによる移籍金増額での再オファーが伝えられていた。
すると『ネッタビースン』は今月4日に「FKボデ/グリムトがホイブロテンの移籍について、浦和レッズと合意」と報道。これによるとFKボデ/グリムトは同選手との契約期間を1年残していたが、移籍金およそ1000万ノルウェークローネ(約1億3000万円)を受け取ることでクラブ間合意に達したという。
また『ネッタビースン』は「ホイブロテンは自身は3年契約締結で浦和レッズと合意する必要がある」とリポート。選手本人が今月5日以降もFKボデ/グリムトのトレーニングに参加することを伝えた上で「すべてが計画通りに進めば、ホイブロテンは近日中に日本へ行き、現地で交渉をまとめることになる」と綴っている。
身長184cmで左利きのセンターバックであるホイブロテンは、2020年6月からFKボデ/グリムトでプレー。2021年3月までユンカーとともにプレーしていたほか、今季はUEFAヨーロッパカンファレンスリーグやノルウェー1部リーグでほぼ全試合に先発出場。主力選手としてチームをけん引していた。
なお『ネッタビースン』は、ホイブロテンとあわせてユンカーの去就にも言及。浦和レッズ退団が濃厚とみられるユンカーについて「浦和レッズから名古屋グランパスへの移籍に向かっている」と伝えている。
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