ブラジル2部シャペコエンセ所属のブラジル人FWペドロ・ペロッティ(25)は、Jリーグクラブへの移籍がほぼ確実と伝えられているが、どうやら移籍先はFC東京であるようだ。26日、ブラジルメディア『ND Mais』が報じている。
ペロッティの去就については、ブラジル国内のラジオ局『Radio Chapeco』のコラムニストであるロドリゴ氏が先月15日に「ペロッティのもとにJリーグクラブからオファーが届いている」とツイート。少なくとも1カ月以上からJリーグクラブが同選手の獲得に動いているとみられていた。
その後、ロドリゴ氏は今月24日になって「ペロッティは1年レンタルにより日本国内のクラブへ移籍する。一定の金額で(ペロッティの)保有権の70%を買い取るオプションも盛り込まれており、すでに書類のやり取りが行われている」と投稿。同選手のJリーグ挑戦が確実と伝えている。
すると『ND Mais』もロドリゴ氏と同じく、クラブ間での移籍成立に必要な書類のやり取りを行っていると報道。「Jリーグ挑戦は彼にとって良いことだ。シャペコエンセにとっても収入を得るという点で良いことである」とした上で「彼は日本へ行って、FC東京でプレーする」と、移籍先のクラブ名を明かした。
身長186cmで左利きのペロッティは、2017年にシャペコエンセのトップチームに昇格。ポルトガル2部ナシオナルへのレンタル移籍をへて2020年8月にシャペコエンセへ復帰した後は、しばらくスタメンでの出場機会に恵まれなかった。
しかし昨季にクラブが2部降格となると、今季はリーグ戦で38試合中21試合に先発出場して6ゴールをマーク。先発出場試合数とゴール数ともにプロデビュー以降最多の記録を残すとともに、主力選手として活躍している。
なおFC東京の外国籍選手では、ポルトガル1部スポルティングCPからレンタル移籍により加入していたブラジル人FWルイス・フェリッピ(28)の退団が確実とのこと。ポルトガル紙『O JOGO』は今月22日に「FC東京はすでに買い取りオプションを行使しないという決定を下している」とし、買い取りオプションの行使額が120万ユーロ(約1億7000万円)だと伝えている。
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