明治安田生命J1リーグ・柏レイソルで今季までプレーしていたブラジル人MFドッジ(26)が、今月14日に退団。鹿島アントラーズ所属MFディエゴ・ピトゥカ(30)再獲得に失敗したブラジル1部サントスへの加入が正式決定している。
ドッジは2020年12月にブラジル1部フルミネンセとの契約延長交渉が決裂。フリー移籍により柏レイソルへ加入すると、来日1年目の昨季は負傷離脱もありJ1リーグで16試合の出場で終了。今季も序盤はスーパーサブに甘んじていたが、7月以降はレギュラーに定着。リーグ戦17試合に先発出場していた。
そんなドッジは柏レイソルと来季終了後まで契約を残していたほか、同選手の代理人は先月末にブラジルメディアのインタビューで「(ドッジに関して)SCインテルナシオナルとの交渉は進めていない。彼は日本で幸せだし、(柏レイソルとの)契約はもう1年残っている」
「今は柏レイソルと契約延長にむけての交渉を行っているところだ」とコメント。柏レイソルでのプレーを示唆していた。
しかしサントスがSCインテルナシオナル所属MFエジニウソン(32)、ASモナコ所属MFジェアン・ルーカス(24)、ピトゥカの獲得に失敗すると、中盤のターゲットをドッジに変更。ブラジルメディア『A Tribuna』が今月13日になって獲得秒読みと報じると、サントスは翌日になってドッジの獲得、3年契約締結を公式発表している。
なおサントスのオダイール・ヘルマン監督がブラジル1部フルミネンセを率いていた時、ドッジの指導に当たっていた。
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