三笘薫(ブライトン/イングランド)25歳
日本の「スーパーサブ」として、全4試合に登場したMF三笘薫。ドイツ戦では同点ゴールの起点となり、スペイン戦では諦めずに足を伸ばし決勝ゴールをアシスト。後半に投入され試合をガラッと変えるプレーぶりは、今後のさらなる躍進を期待させる。
前田大然(セルティック/スコットランド)25歳
コスタリカ戦を除く3試合にスタメン出場したFW前田大然。1トップのため数的不利ながら、最前線で走り回り圧倒的なスプリント回数を記録した。クロアチア戦では、その努力が報われたかのように先制点を記録。
堂安律(フライブルク/ドイツ)24歳
ドイツ戦・スペイン戦で得点を奪い、チームで唯一の複数得点を記録したFW堂安律。今大会まではビッグマウスと呼ばれることもあったが、それに伴う実力があることをはっきりと証明した。
上田綺世(サークル・ブルッヘ/ベルギー)24歳
スピードに優れた選手が揃うFW陣のなかで、動き出しと得点力に特徴を持つことで期待を集めたFW上田綺世。しかし出場はコスタリカ戦のみ。4年後は日本のエースとなることが期待される。
田中碧(デュッセルドルフ/ドイツ)24歳
遠藤、守田のコンディションが整わないなかで、その穴を補って余りある働きをしたMF田中碧。スペイン戦では積極的な攻め上がりから決勝ゴールを決め、一気に知名度を高めた。
町野修斗(湘南ベルマーレ)23歳
追加招集でW杯行きを決めたものの、出場はならなかったFW町野修斗。それでもこの経験が、今後のキャリアの選択に影響を及ぼすのは間違いない。
久保建英(レアル・ソシエダ/スペイン)21歳
ドイツ戦・スペイン戦ではスタメン出場し、劣勢のなか懸命に攻撃の糸口を探したFW久保建英。一方で、コスタリカ戦は高熱のため出場ならず。この悔しさは、今後の代表活動で晴らすことだろう。
森保一監督
ドイツ、スペインと同組という厳しい組み合わせとなったグループリーグを見事に1位で突破。選手の意見を汲み、1つにまとめ上げた手腕は高い評価を得て然るべきだ。一方で、4年間に渡って育てた4バックは機能せず、戦い方の幅がなかったことは悔やまれる。
コメントランキング