FIFAワールドカップ・カタール大会の日本代表MF三笘薫を擁するブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCは、かつて明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪でプレーしていたFW中村敬斗を獲得する可能性が取りざたされている。そんな中、ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が来年1月の補強計画に言及した。6日、米メディア『ジ・アスレチック』が報じている。
中村敬斗は2018年にガンバ大阪でデビューすると、オランダ1部トゥウェンテやベルギー1部シント=トロイデンVVなどへのレンタル移籍をへて、昨年8月にガンバ大阪からLASKリンツへ完全移籍。昨年11月から出場機会を確保すると、今季はここまでオーストリア1部リーグ戦で14試合中13試合に先発出場して8ゴール5アシストをマーク。左ウイングでレギュラーに定着するとともにゴールを量産している。
そんな中村敬斗は今年8月、LASKリンツと2025年6月までの契約延長で合意。しかし英メディア『フットボール・インサイダー』は今月5日になって「ブライトンが中村敬斗をスター候補とみなしており、彼の獲得を狙っている」と報道。移籍金300万ポンド(約5億円)で獲得可能と見解を示していた。
一方、デ・ゼルビ監督は今月5日に行われたウルバーハンプトン・ワンダラーズ戦後のインタビューで「グレアム・ポッター(前監督)のもとでの補強戦略は正しかった。来年1月に点取り屋を獲得する必要はないと考えている。ダニー・ウェルベックとレアンドロ・トロサールが強力だし、彼らはストライカーとしてプレーする準備ができている」と前線の補強に動かない可能性を示唆した。
また指揮官は三笘薫の今後の起用法を問われると「彼のことを信用しているし、2,3試合つづけてプレーするチャンスを与えたいと考えている」とコメント。ウルバーハンプトン戦でプレミアリーグ初ゴールを決めたこともあり、同選手を13日のアストン・ビラ戦でも起用する方針であることを明かしている。
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