FIFAワールドカップ・カタール大会の日本代表MF三笘薫は、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCでスーパーサブとして活躍。現地での評価を高めている中、かつて明治安田生命J1リーグ・ガンバ大阪でプレーしていたFW中村敬斗にもブライトン移籍の可能性があるようだ。5日、英メディア『フットボール・インサイダー』が報じている。
中村敬斗は2018年にガンバ大阪でデビューすると、オランダ1部トゥウェンテやベルギー1部シント=トロイデンVVなどへのレンタル移籍をへて、昨年8月にガンバ大阪からLASKリンツへ完全移籍。昨年11月から出場機会を確保すると、今季はここまでオーストリア1部リーグ戦で14試合中13試合に先発出場して8ゴール5アシストをマーク。左ウイングでレギュラーに定着するとともにゴールを量産している。
そんな中村敬斗は今年8月、LASKリンツと契約期間を1年延長することで合意。新たに2025年6月までの契約を結ぶと、クラブ公式サイトを通じて「ホームゲームの雰囲気が大好きですし、このクラブのサポーターの前でプレーするのは最高ですね。ピッチとサポーターの距離が近いので、僕がゴールを決めた後にスタジアム全体が盛り上がると、とても気分がいいですね」とコメントを残していた。
その中『フットボール・インサイダー』は「ブライトンが中村敬斗の獲得を画策中」と見出しをうち「ブライトンは移籍市場で若いトップタレントを発掘し、獲得してきた実績があり、中村敬斗をスター候補とみなしている」と報道。
LASKリンツでの活躍ぶりや現行契約の内容に触れた上で「移籍金300万ポンド(約5億円)で獲得可能」と主張。ベルギー代表FWレアンドロ・トロサールにブライトン退団の可能性があり、トロサールの後釜候補として中村敬斗をリストアップしたという。
なおオーストラリアの通信大手『オプタス』が先月20日に報じたところによると、中村敬斗はオーストリア1部リーグにおける決定機関与回数ランキングでトップに立っている。
カタールW杯日本代表へのサプライズ選出も期待されていた中村敬斗。オーストリアで圧倒的な結果を残しているだけに、プレミアリーグをはじめ欧州主要リーグのクラブから熱視線を注がれている。
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