ヴィッセル神戸所属の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(38)は、10月30日の明治安田生命J1リーグ第33節・川崎フロンターレ戦で復帰した。そんなイニエスタのドキュメンタリー映画が今月1日から欧州で公開される。
『My decision』と題した今回の映画では、ヴィッセル神戸移籍後の2020年12月に負った怪我がメインテーマとなっている。イニエスタはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝・水原三星戦で右大腿直筋近位部腱を断裂。バルセロナで手術をした後は日本国内でリハビリに励み、昨年5月1日のサンフレッチェ広島戦で復帰していた。
同選手はドキュメンタリー映画公開を前に「僕が怪我したとき、とても重要な決断を迫られたことをほとんどの人が知らない。サッカーを続けることに本当に価値があるのか、それとも現役引退の時が来たのか」
「完治するかどうかも分からないまま黙々と仕事を続けることに、本当に意味があったのだろうか。それはおそらく、僕のキャリアの中で最も難しい決断のひとつだったね」とコメント。31日夜には自身のツイッターアカウントを通じて「お楽しみに…明日『Rakuten TV España』にて初公開!」と宣伝している。
なおイニエスタは先日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで来季までヴィッセル神戸でプレーする意向を明言。現役引退後の目標として、バルセロナの幹部や指導者になることを掲げている。
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