鹿島アントラーズは29日、明治安田生命J1リーグ第33節・清水エスパルス戦で1-0と勝利した。そんな鹿島アントラーズをけん引するFW鈴木優磨(26)の試合後の振る舞いが、Jリーグファンの間で注目を集めている。
鹿島アントラーズは今月5日の天皇杯準決勝・ヴァンフォーレ甲府戦で敗れると、8日には最下位ジュビロ磐田相手に3-3と引き分け。J1優勝や天皇杯優勝の可能性が消滅して今季無冠が確定していた。しかし清水エスパルス戦では56分にMF三竿健斗(26)のゴールで先制すると、無失点で試合終了。先月7日の天皇杯準々決勝・ヴィッセル神戸戦以来6試合ぶりとなる白星をあげた。
清水エスパルス戦で先発出場していた鈴木優磨は試合後、半袖半パン姿でご飯を食べながら、清水エスパルスの今季ホーム最終戦セレモニーを見ていたとのこと。その時の姿が瞬く間にツイッターで拡散されると、「鈴木優磨らしいな」、「このようなメンタルも必要」と同選手を称える声が上がっているほか、「来週のセレモニーで何を言うのか考えていたのかな」といったコメントも寄せられている。
鈴木優磨は今年1月にベルギー1部のシント=トロイデンVVから鹿島アントラーズへ復帰すると、今年3月12日のJ1第4節・ヴィッセル神戸戦でJリーグ通算100試合出場を達成。今月26日に株式会社鹿島アントラーズFCの小泉文明代表取締役社長から記念盾が贈呈されたことでも話題を呼んでいた。
なお鹿島アントラーズは来月5日のJ1最終節でホームにガンバ大阪を迎え撃つ。また今年8月から指揮を執っている岩政大樹監督は来季続投が基本線と伝えられている。
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