
明治安田生命J1リーグ・名古屋グランパスは29日、ポーランド代表FWヤクブ・シュヴィルツォク(29)のドーピング違反問題を巡る件でアジアサッカー連盟(AFC)が同選手に4年間の活動禁止処分を科したと公式発表。ポーランドメディアからはAFCの発表内容に対して疑問の声が上がっている。
シュヴィルツォクは昨年10月17日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝・浦項スティーラーズ戦の試合後にドーピング検査で陽性と判定。昨年12月9日にAFCから「すべてのサッカー活動禁止」という暫定処分を科されていた。
またポーランドメディア『Fakt』は先月上旬に「シュヴィルツォクのB検体は陽性。すなわち彼には一時的な出場停止が科されることとなり、どの大会にも出場することができなくなった」と報道。前例と照らし合わせた上で公式戦の出場停止期間が2年になると見解を示していたが、2021年12月9日から4年間にわたる活動禁止処分という厳罰が下っている。
今回の件では、以前からシュヴィルツォクに対する正式な処分内容の発表に時間を要したことから、AFCに対する疑問の声が日本国内で沸き起こっていた。
そんな中ポーランドのラジオ局『Polskie Radio 24』電子版は27日、シュヴィルツォクへの処分内容を報じた上で「浦項戦後にシュヴィルツォクの体内から禁止薬物が検出された。興味深いことに、AFCはその時、具体的にどのような措置がとられたのかを発表しなかった」とAFCを批判。
ドーピング検査のやり方や活動禁止処分という決定に至るまでの背景を具体的に説明する必要があると異論を唱えている。
これにくわえて『Polskie Radio 24』は、今年7月の報道内容を引用して「(ポーランド1部の強豪)レギア・ワルシャワがシュヴィルツォクに関心を寄せていた。しかし今回の活動禁止処分により、獲得の可能性はなくなった」と伝えている。
なおポーランドメディア『インテリア・スポーツ』は今年2月、名古屋グランパスとシュヴィルツォクの契約期間が2024年1月までであると報道。名古屋グランパスは同選手の今後について「シュヴィルツォク選手とクラブとの契約につきましては、弁護士を通じてシュヴィルツォク選手と協議中となります」と発表している。
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