Jリーグ モンテディオ山形

山形チアゴ・アウベスに残留待望論殺到!サポからの粋な計らい報告も…

モンテディオ山形のホーム NDソフトスタジアム山形 写真:Getty Images

 モンテディオ山形は23日、明治安田生命J2リーグ最終節で徳島ヴォルティス相手に3-0と勝利。逆転でのJ1参入プレーオフを決めているが、サポーターの関心はポルトガル人MFチアゴ・アウベス(26)の去就にも集まっているようだ。

 チアゴ・アウベスはポルトガルやポーランド国内の複数クラブでプレーした後、今年1月にGKSピアスト・グリヴィツェと契約解除した上でモンテディオ山形へ加入。3月26日のJ2リーグ第6節・東京ヴェルディ戦でデビューすると、4月10日の第9節・ブラウブリッツ秋田戦では移籍後初先発で初ゴールをあげていた。

 ただシーズン通してレギュラー定着とは至らず、12試合の先発出場でJ2リーグを終了。それでもほぼ全試合でピッチに立って10ゴールと、スーパーサブとして結果を残している。

 そんなチアゴ・アウベスは今月25日夜、自身のツイッターアカウントを更新。サポーターからプレゼントされたゲーフラをアップするとともに「この場をかりてこのゲーフラをくれたファンの方にご挨拶申し上げたいと思います!シーズンの初めから応援して頂きありがとうございました!ゲーフラはポルトガルに持ち帰り大切に保管します。 Muito obrigado!」と投稿している。

 これにはモンテディオ山形サポーターから「あなたは山形のサムライです」、「応援しているよ!」といったメッセージが寄せられている。ただ一方で「『ポルトガルに持ち帰り大切に保管します。』ってお別れじゃないよね?」、「ゲーフラは持ち帰っても本人は戻ってきよ」、「意味深発言じゃない…」と同選手の去就を心配する声も上がっている。

 なおポーランドメディア『Transfery』は今年1月、チアゴ・アウベスとモンテディオ山形の契約内容について「2023シーズン終了後までの2年契約でサインを交わした」と報じている。

 徳島ヴォルティスとの大一番を制してJ2リーグ6位に滑り込み、J1昇格へ望みをつなげたモンテディオ山形。チアゴ・アウベスはブラジル人FWデラトーレ(30)とともにモンテディオ山形の得点源となっているだけに、今回のSNS投稿に対して同選手の残留待望論が沸き起こっている。