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FC東京フェリッピが去就発言!海外メディア見解も「買取OP行使は…」

ルイス・フェリッピ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ・FC東京所属のブラジル人FWルイス・フェリッピ(28)は、今季終了後にポルトガル1部スポルティングCPからのレンタル移籍期間が満了を迎える。そんな中、同選手が今季終了後の去就に関する自身の思いを語った。18日、ポルトガルメディア『Bola na Rede』が伝えている。

 フェリッピは湘南ベルマーレやギリシャ1部パナシナイコスなど複数クラブからの関心が伝えられる中、7月19日にスポルティングCPからFC東京へのレンタル移籍が正式決定。7月30日のJ1リーグ第23節・サンフレッチェ広島戦でデビューすると、8月以降も公式戦全試合でプレー。先発出場はわずか1試合だが、スーパーサブとして2ゴールを挙げている。

 フェリッピのレンタル移籍に関するFC東京とスポルティングCPの取引内容については、「FC東京で10得点をマークすれば買い取り義務が発生する」とポルトガル紙『レコルド』が今年7月に報じていた。ただJ1リーグ残り2試合の時点で2得点であるため、買い取り義務の発生する可能性は低いものとみられる。

 またポルトガル紙『O JOGO』の報道によると、スポルティングCPと同選手の契約期間は2024年6月までであり、年俸は45万ユーロ(約6400万円)であるという。

 そんな中、フェリッピ本人は『Bola na Rede』のインタビューで「スポルティングCPでプレーしないのなら、ポルトガルに帰りたくないね」とコメント。『Bola na Rede』は「FC東京は11月中にも、フェリッピの買い取りオプションを行使するか決断を下す」と、去就決定の時期を伝えている。

 なおフェリッピはJリーグでのプレーについて「以前から日本でプレーしている友人から『日本人はとても歓迎してくれるよ』と聞いていたけど、本当にそうだったね」

 「僕自身、今までJリーグに関する知識がなかったけど、他の選手たちも『Jリーグは素晴らしい。ここでのプレーを気に入っているんだ』と言っていたね。(環境面など)かなり変化はあったけど、彼らが僕を助けてくれたのさ」と前向きなコメントを残している。